POSERって、具体的にはどういうソフトなんでしょう? |
本来は「リアルな絵画のモデルさんを、コンピュータ上で再現」するものだったらしい。 現実のモデルさんだと 同じ姿勢を長時間できなかったり、そもそもプロの画家じゃないとヌードモデルが雇えなかったりするからな。 |
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なるほど〜。風景画を描く時の参考に、風景写真を使うようなものなんですね。 |
な・・・なんですか、この呪いのミイラみたいなのは? | |
・・・初代 POSER の女性モデルだ・・・ せっかくだから、男性モデルと絡ませてみようか。 |
男性のほうも、ハンパに血色の良い人体標本みたいで恐いですよ〜。 | |
・・・と まぁ、いろんな意味で「代用品」だったわけだな。 |
あ、すごい! 髪の毛がちょっと変なのを気にしなければ、 絵のモデルどころか、絵画そのものになりそうですよ。 |
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これはPOSER 3からのフィギュアだ。 フィギュア作成を別メーカーに依頼したんだな。 因みにこのメーカーは現在の「DAZ 3D」だ。 このフィギュアになってから、表情や体のあちこちを変形させられるようになった。 ソフトの売り文句にも「医学教育の素材作成」が追加されてる。 |
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・・・変形・・・ そういえば、男性の下腹部になにか・・・ |
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そういう意味じゃねーんだが・・・目ざといなオマエも。 筋肉とか、胸の大きさとかだよ。 まぁ、POSER 3 からアニメーション機能が付いたのとフィギュアがリアルになった事で、 「絵のモデルの粗悪な代用品」から別の方向にも使えるようになったんだ。 具体的には「TVでのCG利用」だ。 |
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TVで ですか? こんなの見たことあったかなぁ・・・ |
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気付いてないだけで結構見てると思うぞ? まぁ「単体の映像作品」じゃなく、昼のバラエティ番組で医学説明の映像とかが多かったかな。 POSER以前には、このレベルでのCGキャラを自由にアニメーションさせるには、 CG映像専門の会社に外注したり、高価な機材と専門知識を持ったスタッフが必要だったんだ。 TV局内で、早く安く作れるのは「ウゴウゴ・ルーガ」レベルが関の山だったろうな。 |
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シュ〜ルくん、大好き! まいて まいて! |
リアルになったと言っても、髪が粘土っぽかったり、顔の形自体は変わらなかったり・・・ POSER4の頃になると、そこを創意工夫でユーザーが強引に進化させていったんだな。 |
左の色白の女性は、天野喜孝さんの描く女性みたい。 エキゾチックな日本女性っぽいですね。 |
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上の二人は、フィギュアの基本設計「ポリゴンメッシュ」は同じ。 つまり「同じフィギュア」なんだな〜〜。 |
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え〜〜? 全くの別人に見えますよ。 |
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「モーフ」って技術を使って形を変えてんだよ。 肌に「テクスチャ」を使って眉毛や化粧をリアルにしてるしな。 他にも髪に「透明マップ」や「リアルテクスチャ」を使ってる。 こういう技術の多くは、日本人ユーザーによって発見や改良がされていってる。 さらにPOSER PRO PACK という、「ユーザーが作ったポリゴン服」にPOSERのボーンを組み込めるバージョンが出て、ユーザーが自作したフィギュアや服が無料でたくさん出回るようになった。 |
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なるほど〜。 最初にPOSERさえ買ってれば、いろいろな着せ替え遊びができるってことですね。 |
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ところでオマエ、さっきからオッパイやチ○コ画像が出てるのによく平気だな? 「このくらいじゃマダマダですよ〜」ってかぁ? |
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美術や医学の素材に動揺する方が変じゃないですか? 単なる裸体を猥褻だと思う人は、思考の根底が猥褻なんですよ。 |
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くっ・・・つまんねーヤツ。 んじゃ次は、「そーいう人達」の話をすっか! |
解説は「POSER 7 日本語版(Windows用)」の使用を前提にしています。
Mac版POSERには使えないデータや解説等もあるかもしれませんのでご了承下さい。
ナビゲーターの やしち さん。 セクハラ担当。 |
POSER初心者の ななみ ちゃん。 ウゴルー世代? |