テクスチャに切れ目が入るんです

	やしちさ〜ん、自分で肌のテクスチャ作ったんですが、切れ目というか隙間というかが出来ちゃうんです。なんとかなりませんか？
	ふむ・・・ んじゃ Aiko3と、DAZでフリーでもらえるUVマップを使って説明すっか。 まずはDAZのAiko3紹介ページに Seam Guides って「アジのひらき」みたいなのがあるから、 それの体の方を自分のPCに保存だ。 んで、PoserでAiko3を呼び出して、体マテリアルのイメージマップをコレに変更していけ。
	ちょっと気持ち悪い絵ですね…って、デカ！3000*3999 ピクセル！？

・・・背中に謎の白い線があるな。切れ目ってコレだな？ 実はプレビューだと、最大で 4096*4096 までのテクスチャしか忠実に表示できない。 だから今回のように最大値を超えたテクスチャは粗く間引いた表示になるんだ。 4096*4096 以下のテクスチャなのにプレビューで粗いってんなら、 レンダリング設定 ＞ プレビュー ＞ テクスチャ解像度のプレビュー で解像度を大きくしよう。 （最小値〜最大値　はPOSERのバージョンもしくはPCのグラフィック環境で違うようです） まぁ、最大値を超えててもレンダすれば綺麗になるから安心しろ。 でも・・・実はこのSeam Guides、デキが良すぎてレンダすると切れ目が見えないんだ。 （人様が作ったテクスチャを「コレが悪い例だ」って紹介できないから、解決法だけ教えるから自分で試してみてくれ） 「切れ目が出来る」って自作テクスチャは、多分UVマップ（Seam Guides では黒い網模様）にキッチリテクスチャを描き込んでるはずだ。律儀に “はみださないように”。 いいからUVマップの外側まで、わざとはみ出して描き込むんだ。そうすりゃ直る。

	わぁ。テクスチャはベロベロはみ出しなのに、Poserに読み込むと背中の白い線が消えましたね。 ・・・そっか、ななみ 判りました！ UVマップ…アジの開きの、背中や腕・足みたいな「外側のライン」は、背景の色（Seam Guides では白）を取り込んじゃってたんですね。だから背景まではみ出して色を塗ればいいんだ！！
	おう。そーいうこった。 まぁ、Aiko3にはDAZがSeam Guides って質のいい巨大なUVマップのガイドを配布してるからいいが、 小さなUVマップのガイドしか無かったり、いい加減な精度のUVマップだったりってのもあるから、 テクスチャを自作する時は「わざとはみ出させる」のを意識するといいぞ。
	勉強になりました〜〜♪ ・・・やしちさん・・・いやらしい事しか頭に無いのかと思ってましたが、頼りになる人（？）だったんですね。 シャチじゃなく人間だったら・・・好きになっちゃうかも。
	ぐはは♪ やっとオレの魅力に気付いたか。 よし、遠慮すんな。オレは相手が３Dフィギュアでもかまわんぞ？ ほれ脱げ〜 股をひらけ〜〜 ♪ お〜？ 純正のテクスチャなのに切れ目があるぞ？

それ…テクスチャがおかしいからじゃ…ないですよぉ… …だいたい…まだちゃんと下に着てます！！

注意

解説は「POSER ７ 日本語版(Windows用)」の使用を前提にしています。
Mac版POSERには使えないデータや解説等もあるかもしれませんのでご了承下さい。