特定フィギュア用の 表情 のみ を適用する為のカテゴリーです。
(ポーズ カテゴリーからの保存データには、表情データは含まれません)
ファイルの拡張子は .fc2 (圧縮時は .fcz)
へたり込んで泣いているポーズのフィギュアでも、その体勢を維持したままで
ニヤリと笑って舌を出すといった表情に上書きすることが出来ます。
自分で作成した表情を保存する場合は、
サブセット選択をする事で、適用する モーフ パラメータを指定する事ができます。
この事により、元の表情から片目だけ閉じる、口だけ大きく開く といった表情データも作れます。
アニメーションセットから選択は選択できません(…なんだこれ?)
表情のアニメーションは(アニメ用の動作フレームが有る場合) OK 選択後に指定する事が出来ます。
この表情データですが、あくまで保存されるのは顔(頭部)のモーフ パラメータ だけですので注意して下さい。
頭部からボーン制御されている別パーツの動作は保存されないのです。
(フィギュア毎に違いますが、左右の眼球、上下の歯、舌、 等がボーン制御の可能性が有ります)
フリーフィギュアの Sera で確認してみましょう。
まずは、このような表情を作り、表情データとして保存します。 (眼球を 右向き、縦細、ネコ目瞳孔、反射光を左 に変えてあります) |
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いったん、Seraを削除して、改めてフィギュアを呼び出しました。 | |
保存した表情データを適用しました。 Seraの場合は眼球がボーン制御なので、 保存時の 右向き、縦細、ネコ目瞳孔、反射光を左 の状態が適用されていません。 |
このように眼球などのボーン制御の別パーツのモーフ変化を保存したい場合は、
ポーズ ・ カテゴリーでの保存が必要になります。
解説は「POSER 7 日本語版(Windows用)」の使用を前提にしています。
Mac版POSERには使えないデータや解説等もあるかもしれませんのでご了承下さい。
2010/07/19 初稿